第1回 ふくしまものづくり産業賞 銀賞 受賞 SP免震基礎工法
SP Aseismic Base Isolation Construction Method

SP免震基礎工法の特徴

SP免震基礎工法は地震対策を建物本体ではなく、地震動の元となる地盤に施工する、世界初の免震装置のない免震基礎です。
国土交通大臣認定の「bDパイル」という回転埋設鋼管杭を使用し、地震による建物の揺れを大幅に減少します。

免震装置のない免震基礎工法

従来の「建物本体の対策」による地震対策ではなく、 地震動の元となる地盤に施工する地震対策工法です。
ローラーやゴム、ダンパ等の免震装置は全くありません。

短納期、短工期で経済的な施工

地盤調査に基づき、必要な長さの杭を必要な数だけ専用工場で作り、余分な費用がかかりません。
鋼管杭以外の資材は必要なく、工期も短くすむため施工費が安く、 低価格に抑えることができます。
免震装置のない免震基礎工法ですので、免震装置の維持管理の必要はありません。

鋼管杭に免震効果を発揮させる設計手法

鋼管杭の優れた弾性・靭性を生かし、建物の重さ・地盤の性質・基礎形状等を総合的に最適化する設計をします。
それにより建物全体としての揺れを制御することで免震効果を発揮します。

風圧力、長周期地震動にも安心

軽い建物では免震装置の風圧力による揺れを止めること、そして長周期地震動に共振させないことが、免震建物の大きな課題です。
SP免震基礎工法では杭に働く水平地盤反力によりこの問題を解決します。

地盤が悪い程、免震効果が大きい

地震による被害は、軟弱地盤程大きくなります。
しかし、SP免震基礎工法では、軟弱地盤程 建物に伝わる地震の加速度、揺れは 小さくなり、免震効果は高くなります。

bDパイルは国土交通大臣認定工法

SP免震基礎工法は国土交通大臣認定のbDパイル、ブレードパイルを使用します。
砂、礫、粘土の各地盤について、全ての建物に採用できます。